世界で最もにんにくが生産される国といえば中国ですが、輸出だけではなく中国国内でも相当量のにんにくが食べられています。特に北京や東北地方では毎日大量のにんにくが食されています。
そして、日本にも古くから保存食として漬物があるのと同じように、中国の東北地域にも白菜の漬物やその他の野菜を保存食として利用した漬物があります。
ここでは、栄養たっぷりのにんにくを使った保存食をご紹介したいと思います。中国の東北人に教えていただいたご飯の進むレシピです。
味が染みたら健康のために毎日2,3個食べるのが最適ですが、食べだすとおいしくて止まらないかもしれませんよ!ご飯の食べ過ぎに注意しましょう。
~材料~
- にんにく 500g
- 黒酢 500ml
- 醤油 220㏄
- 白砂糖 350g
材料はたったの4つです!
~作り方~
乾燥にんにくを500g用意して薄皮を残して剥きます。薄皮が気になる人はきれいに剥いてしまってもかまいません。
ちなみに、にんにく1片の重さは8~10g程度ですので、1個48~50gとなり、10個くらい用意頂くとちょうどいいでしょう。
60片ほどのにんにくの皮をむくとなると結構大変な作業となりますので、面倒だとうい方はにんにく皮むき器を使うと便利ですよ。
にんにく調理グッズ「簡単 ニンニク 皮むき器 」使用レビュー
黒酢(中国の陳酢があればそちらで)と醤油をお鍋で中火で温めて砂糖を溶かし、沸騰直前で火を止めます。
きれいに洗って煮沸消毒した瓶ににんにくを入れた後、先ほど温めた黒酢を注ぎます。
液体の温度が冷めたら冷蔵庫に入れて保管します。時間がたつとにんにくが青くなってきますが、問題ありません。
~完成~
浸かるほどにおいしくなりますので、しっかり漬け込みましょう。より体にいいものをと思うなら白砂糖ではなくきび砂糖や黒砂糖に変えてもよいですが、味がまた変わってきます。
にんにくの辛みが苦手な方は、にんにくの皮をむいてから水につけると辛みがとれます。水からあげたらしっかりと乾かしてから瓶に入れましょう。
にんにくを食べ終わった後に残る甘酢は焼き餃子や水餃子を付けて食べたり、春巻きやから揚げに少量垂らして食べてもとってもおいしいですよ。