にんにくは、あらゆる細菌に効果があり、しかも毒性がありません。花粉症などが原因の鼻づまりやのどの痛みにもにんにくが効きます。にんにくには抗生物質に勝るとも劣らない効果があるようです。
にんにくの細菌を抑える力はじっくりゆっくり発揮する
のどの痛みや鼻づまりなどが長期間にわたって続く場合、現代医学の抗生物質を常用すると副作用の心配があります。
にんにくの細菌を抑える力が抗生物質よりも効果があると言われる理由の一つに、継続して摂取しても副作用がなく、ゆっくりと体質を改善する作用があるからです。
季節的におこる花粉症などのアレルギーでおこるのどの痛みや鼻づまりは、くり返しておこる場合や、軽い症状でもなかなか治りきらないことが多いので、ゆるやかに効くにんにくを常食する方法がおすすめです。
にんにくと化学薬品について
化学薬品にお世話になるときは、症状が激しいときです。例えば、扁桃腺炎などは炎症や腫れ、痛みがひどく熱が出るなどの症状があります。
また、副鼻腔炎鼻は鼻がひどく痛みます。症状によってはにんにくではきかない場合もあるので、病院で診てもらい抗生物質の薬で治療をします。
にんにくは万能治療薬と言われていますが、重い症状の感染症治療には適していません。
しかし、にんにくは初期の感染症には素晴らしい効果を発揮します。のどが傷んだり鼻に違和感があるときには、すぐににんにくを食事などで摂取すると良いでしょう。
のどの痛みや鼻づまりに効果的なにんにくの摂取方法
ビンなどに、にんにくを1片ずつはがして薄皮をむいて入れ、はちみつをヒタヒタに注ぎ、にんにくのはちみつ漬けを作ります。
このエキスは、はちみつとにんにくの相乗効果でのどの荒れに効きますが、一工夫することで鼻づまりを解消方法がこのエキスとローズマリーを使ったミスト方法です。
作り方は洗面器にローズマリー一枝を入れて、にんにくはちみつエキスを大さじ一杯入れます。
そこに熱湯を注ぎ、すっぽりとバスタオルをかぶり吸入します。
ローズマリーは花粉症によく聞きます。また美容効果もあるので、この方法はのどの痛み、鼻づまり、肌荒れにと一石二鳥どころか多くの効能が期待できるようです。
にんにくが長期にわたるのどの痛みや鼻づまりなどに効果があると言われるのは、にんにくに細菌に対する耐性が生まれない性質があるからです。一般的に、どんな細菌でも抗生物質に慣れると、その薬が効かなくなることがあります。
そうするとさらに新たな抗生物質が必要となります。しかし、にんにくはその心配がなく、安心して摂取し続けられるのが魅力です。