にんにくは健康維持や健康増進のためにも是非摂取したい食品ですが、体への影響力が大きい食品でもあるので、食べ過ぎなどによって副作用的な症状が出ることもあります。
例えば、動悸なんかもそれに該当します。そこで今回は、「動悸とにんにく」との関係性に注目し、情報をお届けしてまいります。
にんにくの食べ過ぎで動悸が起きるメカニズム
常に休まず動き続ける心臓。その拍動が不快に感じることは、普段ならありませんよね?しかしそれが不快に感じることがあります。それを動悸と言います。場合によっては病気が動悸の原因となることもありますので、「動悸くらい誰にでも起こること」と油断しないことも大切です。
ではなぜ、にんにくの食べ過ぎによって動悸が引き起こされることがあるのでしょうか。
その原因として考えられているのが「アリシン」です。にんにく臭の元であるこのアリシンはとても刺激が強いため、一度にたくさん食べてしまうと動悸などを引き起こす可能性があります。
にんにくは動悸の予防になることも?
上記ではにんにくの食べ過ぎによって動悸が起こる可能性があると解説してきましたが、何とにんにくには動悸を予防する効果も期待できるのです。
動悸の原因としては、「血行不良により心臓に負担がかかること」「自律神経の乱れによって血管収縮が起きること」などが挙げられますが、にんにくにはそういった状態を改善する作用もあるのです。
ですから動悸の予防や改善のために、にんにく卵黄サプリメントが勧められることもあります。