にんにく嫌いだと苦労も多い?
「にんにくが大好き」という方からしてみれば信じられないかもしれませんが、にんにく嫌いの方にとって、にんにくのあのニオイは“イヤなニオイ”なのです。もちろん、にんにく好きの方でもにんにくが使われた料理を食べた後の口臭などは気になりますが、料理から放たれるにんにく特有の香りには、思わず食欲をそそられるものですよね。
しかしにんにくが嫌いな方にとっては、その香りでさえもイヤなニオイとなってしまいます。
そんな風ににんにくが嫌いだと、食生活での困り事が結構多いかもしれません。イタリア料理や中華料理など、にんにくは多くの料理に使われているので、その香りがNGとなれば「あれもダメこれもダメ」と料理の選択肢が狭くなってしまいます。
だからこそ、にんにく嫌いはできるだけ克服しておきたいものですよね。
油と組み合わせてニオイを和らげる
にんにくが苦手な方は、いきなり生のにんにくで克服しようと思わず、火を通したにんにくから始めていくのがオススメです。
中でもオススメなのが「にんにくの丸揚げ」。
にんにく嫌いの方にとっては大敵とも思えるような料理ですが、丸揚げにすることでにんにくがホックホクになるので、これまでのにんにくイメージが覆るようなその食感から、たちまちにんにく好きになるかもしれませんよ!
また、スライスしたにんにくを油で揚げて料理に使うという方法もオススメです。油で揚げることでニオイも多少和らぐので、そこから徐々ににんにくのニオイに慣れていくというのが理想的です。
子どものにんにく嫌いにはどう向き合う?
子どもが嫌いな野菜というと、ピーマンやにんじんなどのイメージが強いですが、にんにくもクセのある野菜ではあるので、にんにく嫌いな子ども少なくありません。
子どもがにんにく嫌いな場合は、無理して食べさせようとしないことがまずは大切になります。「体にいいから」と無理に食べさせてしまっては、かえってにんにく嫌いが強まってしまうかもしれません。
少しずつにんにくのニオイや食感になれていけば、いずれにんにく好きになるという可能性も十分あるので、焦らずゆっくりと向き合っていきましょう。
また、にんにくは多くの料理にとって味の決め手となる野菜でもあるので、にんにくの重要性なんかを子どもにわかりやすく教えてあげるというのも、子どものにんにく嫌い克服には有効になってくるかもしれませんね。