みなさんは「むずむず脚症候群」をご存知でしょうか?おそらく「名前だけは聞いたことがある」という方なら結構いらっしゃるかもしれません。
実はこのむずむず脚症候群の改善に「にんにく卵黄」が効果的と言われています。その理由とはいったい何なのでしょうか。
そもそもむずむず脚症候群って?
むずむず脚症候群とは、脚に以下の様な不快な症状が出てくる状態のことを言います。
- 脚のほてり
- 脚に虫が這っているような感覚
- 脚のかゆみ
こうした言葉では表現できないような不快な感覚が脚の奥のほうで起こっているように感じるのも、むずむず脚症候群の特徴です。そしてむずむず脚症候群の症状が出ているときには、「脚を動かさずにはいられない」という状態になります。
その欲求どおりに脚を動かすと症状が軽くなったり消えたりします。
むずむず脚症候群の原因とは
むずむず脚症候群の原因は、実はまだ解明されていません。ですが研究によって、脳内のドーパミン神経機能障害などが関わっているのではないかと考えられています。
このドーパミンの分泌がスムーズにいかなくなると、脳内の神経が間違ったサインをキャッチし、それによってむずむず脚症候群の症状が出てくるのではという考え方があります。
ドーパミンの分泌には鉄分やアミノ酸が必要であるため、それらが不足するとドーパミンの分泌に問題が生じてしまいます。また自律神経の乱れも、ドーパミンの分泌に悪影響を及ぼす要因です。
なぜにんにく卵黄なのか
にんにく卵黄の原料のひとつである「にんにく」には、鉄分の吸収率向上に働きかけられるという性質があります。さらに、にんにくには自律神経を整える効果も期待できるのです。
そしてにんにく卵黄のもう一つの要である「卵黄」は、アミノ酸を豊富に含む食材でもあります。
つまりにんにく卵黄は、ドーパミン分泌に必要な「鉄分」「アミノ酸」「自律神経の働きの正常化」という3つの要素を満たしているのです。これが、にんにく卵黄を摂取することでむずむず脚症候群改善の効果が期待できると言われる理由です。
むずむず脚症候群の場合、「バランスの取れた食事」「適度な運動」「就寝前のマッサージ」などを実践することで改善することも可能です。しかし、なかなかバランスの取れた食事を続けるのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。そんなときには「にんにく卵黄」をサポート役として取り入れてみるといいかもしれませんね。