にんにくの花は食べられる?
あまり見かけることはないにんにくの花ですが、食用にすることができます。
花が満開になる前の花芽、蕾を食べます。
・にんにくの花芽の炒め物
最もオーソドックスな食べ方は、炒め物です。玉葱やパプリカなどと一緒に油炒めにします。
形を他の野菜と合わせて刻み、オリーブオイルなどで炒めます。
にんにく本体を入れるよりも軽い香りになります。パスタと絡めて食べてもおいしいです。
・にんにくの花芽のホイル焼き
にんにくの花芽をそのまま、オリーブオイル、塩、こしょうをまぶしてから、
ホイルで包んでオーブンやグリルで焼きます。柔らかくなるまで、
火力にもよりますが10分少々、火を入れます。
まだ若いものであればそのまま食べることもできますが、皮の部分が固いようであれば、
茎をもって中身を扱き出すようにして食べても良いです。とろっとしていて美味です。
・にんにくの花芽の天婦羅
にんにくの花芽の外側の皮をはいで、天婦羅にします。天婦羅の衣をつけて単体で揚げても良いですし、
他のものとかき揚げにするのも美味です。にんにくの花芽は、揚げるとホクホクとしていておいしいです。
ほとんど流通していないにんにくの花芽、まれに道の駅などで見かけることがあります。
自分で栽培するなら、秋口ににんにくを植え、5~6月に結実するにんにくを収穫せずにもう少し待ち、
花芽がついたところで、収穫します。そこまで待ったなら、
全部食べるのではなく何本か残しておいて、愛らしい花を観賞するのも良いかもしれません。