健康食材として知られているにんにく卵黄。最近ではすっかりそのイメージが定着しましたが、もともとこのにんにく卵黄というのは九州地方に古くから伝わる家庭料理だったのです。
今回は、そんなにんにく卵黄の作り方について紹介します。
にんにく卵黄の作り方①
にんにく卵黄に必要な主な材料は「にんにく」と「卵」だけ。いたってシンプルですがどちらも新鮮なものを用意するようにしてくださいね。また用意するにんにくと卵(卵黄)の割合(目安)は、にんにく100g:卵黄1個となります。
では以下で、にんにく卵黄の作り方を紹介しましょう。
1.にんにくを加熱する
まずはにんにくを電子レンジで加熱していきます。加熱時間の目安は、にんにくを6個使用するのであれば6分間となります。
2.にんにくの皮をむく
電子レンジで加熱後、素手でも触れるようになったらにんにくの皮をむいていきましょう。
3.にんにくをつぶす
鍋に大さじ3程度の水とにんにくを加えます。それを火にかけ、さらに柔らかくなったにんにくをつぶしていきましょう。
4.卵黄を加える
つぶしたにんにくに卵黄を加えます。カスタード状になるまでにんにくと卵黄をよく混ぜていきましょう。
ここまで終わったら、次は「乾燥」へと移っていきます。
にんにく卵黄の作り方②
5.にんにく卵黄を乾燥させる
バットか大皿の上にラップをかけ、そこににんにく卵黄を移します。その上からまたラップをかけ、にんにく卵黄を薄く伸ばしていきましょう。にんにく卵黄を伸ばし終えたら上にかぶせたラップは取り除きます。
にんにく卵黄はなるべく薄く伸ばしたほうが早く乾燥するので、大量に作った場合はいくつかのバットを使用しにんにく卵黄を小分けにしたほうがいいでしょう。
6.乾燥したら好みの大きさにカット
にんにく卵黄が乾燥したら、好きな大きさにカットしていきましょう。乾燥にかかるまでの期間は天候などによって異なりますが、早くても数日はかかると思ってください。
天候に恵まれなかったりすると1週間経っても乾燥しきらないこともあります。半乾きのままでも、小麦粉を手につけてにんにく卵黄を少しずつ丸めていくという方法で形にすることもできます。
にんにく卵黄の作り方はいろいろ
にんにく卵黄はとてもシンプルな料理ですが、人によって作り方が微妙に違うことも多いです。
何回か作っていく中で自分にとってベストな方法が見つかるかもしれませんから、興味がある方は是非にんにく卵黄の作り方にも工夫してみてはいかがでしょうか。