生にんにくの正しい摂取量
では、生にんにくはどのように食べると副作用を出すことなく、美味しく食べることができるのでしょうか?
まず食べる量に注意しましょう。
にんにくは加熱しても1日2〜3片が理想的だと言われています。生の場合は、粘膜への負担などを考えると1日1〜2片くらいにしておきましょう。
これは大人の場合であり、子どもが摂取する場合は、大人の量の半分以下が目安となります。少ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、にんにくは小さい粒に大きな効果を持っている証拠なのです。これは目安であって、そのときの体調などによっても量は変わってきます。最初は少ない量から摂取するなど、自分に合った量を探してみましょう。
そして何よりも空腹時に生にんにくの摂取はしないようにすることが大切です。生にんにくの刺激は強く、胃が空っぽの状態で生にんにくを摂取することで胃への負担も大きくなってしまいます。空腹の状態で生にんにくだけを摂取するのは控えて、他の食べ物と一緒に摂取したり、ヨーグルトなどの乳製品と同時に摂取することで胃などの粘膜を保護してくれます。また以前、にんにくを食べて血が止まらなかった方は、摂取するのを控えましょう。
いくらにんにくが美味しくて健康になれる食材であっても、食べすぎて毒になってしまえば意味がありません。毎日にんにくを食べる場合は摂取量に注意して、体調が悪いときは量を減らしたり食べないようにするなど、工夫してにんにくを食べる必要があります。にんにくの量や副作用には個人差があるので、自分に合った量を見つけて美味しく食べられるようにしましょう。