生のにんにくを食べて副作用が出てしまった
もしも、生のにんにくを摂取して副作用が出てしまったら、どのように対処したら良いのでしょうか。
副作用により胃痛などが引き起こされた場合、粘膜が傷ついているため、粘膜に負担をかけず保護してあげることが重要です。
まず、胃腸に負担がかからないおかゆや柔らかく煮たうどんなどで消化を助けてあげましょう。やわらかく煮た野菜スープやみそ汁なども良いですが、野菜は繊維質が多いので、葉の部分だけ使用したり、小さく切るなど調理の工夫をしましょう。
そして、たんぱく質は粘膜回復に必要な成分になるので、積極的に摂取した方が良いです。ただし、同じタンパク質でも肉では消化するのに時間がかかってしまい、結果的に胃腸に負担をかけてしまうこともあります。調子が悪いときは、豆腐や白身魚などを温めて摂取しましょう。茶碗蒸しや湯豆腐、白身魚のあんかけなどもおすすめです。
乳製品なども胃粘膜の保護や腸内環境を整えるのに最適ですが、乳酸菌の摂取が心配な場合は、植物性乳酸菌のヨーグルト飲料にするとさらに負担を軽くすることができます。粘膜が回復していない状態で、脂の多い揚げ物や甘いもの、冷たいものやカフェイン、アルコールなどの刺激があるものの摂取は控えるようにしましょう。もしも生にんにくを食べた後に、アレルギー症状が出てしまったらすぐに病院へ受診することが大切です。
