気を付けたい赤ちゃんの食事
ある程度成長した子どもや大人が普通に口にしている食材でも、赤ちゃんや小さな子どもにとっては避けるべき食材であるケースは少なくありません。ですから子育てをしていく中では、「この食材は与えても構わないのだろうか」と疑問に思うこともあるでしょう。
では「にんにく」の場合はどうなのでしょうか。にんにくというと刺激が強いというイメージもあるため、「赤ちゃんにはNG」と思っている方も多いかもしれませんが、実際のところはどうなっているのでしょう。
にんにくがOKになる時期は意外と早めかも?
にんにくには刺激が強いというイメージがあるので、にんにくは赤ちゃんにはとてもじゃないけど与えられないと思い込んでいる方がいても不思議ではないですが、実際は生後9ヶ月を過ぎたころから、「少量であれば」にんにくはOKになるそうです。
少し意外な気もしますよね?ですがあくまでも「ニオイ消し程度に少量ならOK」ということなので、にんにくのホイル焼きなどの料理は与えてはいけません。
ただ中には、「いくら何でも生後9ヵ月でにんにくは早すぎ」と感じる方もいるので、2歳半くらいまではにんにくを与えなかったという方も少なくありません。にんにくは無理に使うものでもないですし、それに赤ちゃんや小さな子どもが食べるような料理なら、にんにくを使わなくてもおいしくできるものが多いでしょうから、「にんにくを使うのはまだ不安」という方は、ご自身の考えを優先して構わないはずです。
それより赤ちゃんの食事で気を付けたいのは、「もち」や「はちみつ」といった絶対にNGとされる食材です。もち・はちみつに関しては、生後12~18ヶ月になってもNGな食材ですから、これらには特に気を付けなければいけません。
大人でもにんにくの食べ過ぎには注意しよう
にんにくと言えば、体に良い食材としてもよく知られているので、「毎日たくさん食べても問題ない」と思っている方もいるかもしれません。しかしにんにくは刺激が強い食材でもあるので、毎日たくさん食べるのはよくありません。
食べ過ぎることで胃腸が荒れるなどの問題が起こることもあります。1日あたりのにんにくの摂取目安量は、成人の場合は1日2~3片ということなので、成人であってもそれほどたくさんの量を食べられるわけではありません。
赤ちゃんににんにくはOKなのかどうかを気にされるのも結構ですが、大人もにんにくの食べ過ぎには注意したいですね。